最初は、プラグインを使ってやろうと思っていたのですが、お勉強も兼ねてSQL文字列置換をしました。
SQLで文字列置換
まずは、MySQLにログインします。
ログイン方法はいろいろあるようですが、わたしは、phpMyAdminから操作しました。なにかあるといけないので、ここでバックアップをとっておきます。
投稿記事の場所
投稿記事は通常wp_postsの中にある、post_contentというところにあります。

置換構文
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UPDATE テーブル SET カラム=REPLACE(カラム, '検索文字', '置換後文字'); |
実践
『SQL』と書かれているタブをクリックして、ここへ書いていきます。

今回は、投稿記事内のh2のクラス『class="main-title"』というのを『class="main"』に変更していきます。
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UPDATE wp_posts SET post_content=REPLACE(post_content, 'class="main-title"', 'class="main"'); |
上記を記述して、右下にある『実行する』ボタンを押下すると処理が始まります。

正常に処理が終わると上記の図のように、変更数と処理時間が表示されます。
ただ、これだと自動保存された履歴や下書きも対象になりますので、公開したものだけにしたい場合は、
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UPDATE wp_posts SET post_content=REPLACE(post_content, 'class="main-title"', 'class="main"') where post_status='publish'; |
『post_status='publish'』を追記しておきます。
以上で、文字列置換は完了です。
WordPressのデータベース構造
今回は、投稿記事内ということで、wp_postsを指定しましたが、このwp_postsには他にもページ、ナビゲーションメニューのデータが格納されています。
どのテーブルがどういったものを格納しているかというのが、下記に記載されています。興味のある方は覗いてみてください。
このブログは、現在200弱くらいの記事数がありそれをひとつひとつ直していたらきっとすごく時間がかかったと思います。
この一文を書くだけで、ほんの数秒で置換できてしまうのはとっても便利ですね。